ジャニオタがマルチ商法を経験した話。

初めてマルチ商法というものの説明を聞いたので書いておきます。

 

ある日「こんな凄いサービスを受けられるものがあるから、今度話を聞きに行きませんか?」と知り合いの方からお声がけをいただきました。

 

 その方にお誘いを受けるのは初めてだったしご飯食べながらだったらいいかな?と思って行ってきました。

 

最初はわたしと知り合いの方。知り合いの方とふたりでお喋りしてる時間は楽しかったです🙂仕事のこととか話せたので!

 

少しして話をしてくれるマルチ商法を商売にしてる方が登場。ここではマルチさんと呼びます。

 

わたしはてっきりラフな感じで、「こんなのあるんですよー!」みたいな話をしてくれるのかと思ったらマルチさんはがっつりスーツを着込んでわたしに会うや否や名刺を渡してきました。

 

「うわ、バリバリの勧誘だ…」とここで気が付きました。

 

でもご飯は美味しいし、知り合いの方と話すのは楽しかったです。

 

ちなみにマルチさんはわたしが苦手な男性で、妙に馴れ馴れしくて初対面のわたしの容姿や洋服を褒めてきました。「そんなに服が気になるならアパレルで働けば良いのでは?」と思うほど。言葉をオブラートに包まず言うと「なんだこいつ、まじきめぇな。」といった具合です。

 

マルチさんの見た目もわたしは苦手でした。指の関節に毛が生えていて深爪。あの深爪は爪を噛むのがクセな深爪。わたしも噛みクセがあったのでわかります。今は噛みクセを克服しましたが💅ネイルが楽しいです💓

 

わたし体毛が濃い人男性が苦手なんですよ!体毛が濃い人を否定してるわけではないです、わたしの問題です!ですが!!もう見た目だけで「早く帰りて〜」と思ってました。

 

「趣味は?」「最近の楽しみはなんですか?」「どこに住んでるんですか?」と…お見合いか?と思わせるような内容の質問ばかり。

 

わたしはその質問を避けるかのように知り合いの方へ話を振りました。知り合いの方のお話は好きなので目を見て話を聞いてました。マルチさんは見た目が無理なので目を合わせるのも苦痛だったことは言うまでもないですが。

 

そしたら「緊張してますか?」って笑いながら言われましたよ。「視界にあなたを入れると身体中の細胞が機能しなくなりそうです」って言ってやりたい気持ちをグッと抑えて愛想笑い🙂🔪

 

 

食事をある程度済ませるとパンフレットを出していろいろ説明してくれました。まぁマルチさんが登場した時点で「ねーわ」と思ってたのでほとんどの説明を聞いてるフリ。

 

 

会員数が増えていて、これからもっと良いサービスが出来る。創設者はすごい人だ。20年しないで会員数が20万に届きそうだと。

 

わたしは思いましたよ、ジャニオタのわたしは思いましたよ。

 

半年ほどで会員数20万人突破したKing&PrinceのFC会員のわたしにその数字は響かないッス…。

 

そのマルチ商法は月額数千円掛け捨て。

 

そのお金あったら年間5000円とか4000円のジャニーズのFCに毎月入りますわ…。

 

 

ほんっとくだらない話でした。

建前で「パンフレット貰ってもいいですか!?」なんて言ったけどパンフレットは誰かに話す時のネタのために貰いました。話の旬が過ぎたら葬ります。

 

 

 

 

 

会員になって誰かを紹介したらお金儲けになるってさぁ…そんな話が現代っ子に通用するとでも思ってるのかな?ネットで調べて「はいさよなら」です。

 

 

 

最大数千万円も儲けられるって言うならさ、実際に儲けた人を説明によこせよ😌💢通帳持ってな!

 

 

一番胡散臭いと思った瞬間は、食事代を全て知り合いの方が支払った時です。

 

わたしが「出しますよー!」と言ってる横でマルチさん、お財布を出したはいいけど「出しますよ」なんて言葉はゼロ。出しただけ。嘘でもなんか言えよと思いました。どこまでもわたしの苦手な男性で、ある意味期待を裏切らない男性でした。

 

マルチさんのようなプレゼンターの食事代は自腹というルールがあるんだなーと察しました。

 

わたしの食事代も支払ってくれたのですが、これでは借りができてしまうので食事代くらいのお菓子を買って渡します。貸し借りゼロじゃないと。

 

 

もちろんその知り合いの方はマルチ商法の会員なので、わたしが入会することを望んでます。あなたと一緒にやりたいの、なんて言われましたけど一緒に協力してやることひとつもないんですよ…😂適当なこと言ってくれますよね。

 

わたしのためを思ってこの食事会に誘ってくれたのかもしれませんが、多分、その知り合いの方はわたしのことを「こういうのに引っかかりそう、丸め込めそう、NOと言えなさそう」と思ったのでしょう。

 

ヘラヘラしてるわたしに問題があります。でも自分よりずっと年上の方が「すごくないですか!?」なんて言ってきたら「すごいですねー!」って言うに決まってるじゃん…。それを「すごく興味を持ってくれた」と思わせてしまったわたしの罪深さ…🤪

 

家族も会員になれるのに、ご自身のお子さんは会員じゃないっていうのもおかしな話です。人に勧めたくなるような内容ならまず家族に話しませんかね?

 

 

知り合い程度のわたしはちょうど良かったのだと思います。

 

 

 

 

ジャニオタで良かったです。会員数の話をされた瞬間「ジャニーズに投資したほうがわたしにとって賢い選択だ」という思考になれたので。完全にジャニーズに洗脳されている証拠ですが(笑)

 

 

【お金は働いて稼ぐもの】です。ダラダラしてても口座にお金が振り込まれるなんてオイシイ話、働き盛りのわたしに通用しませんから!😤

 

 

初めての経験だったのですが、胡散臭いさを感知する嗅覚が自分にはあると知れたのでマイナスではなかったかなぁ。

 

あとは過去にちょっとだけ営業をしていたのが良かったかも。営業する時、相手を良い気にさせるのはもちろん大切ですが相手にとってのデメリットも伝えるようにしてました。マルチさんはデメリットをひとつもわたしに話してきませんでした。これ、ダメ🙅‍♀️胡散臭さ倍増⤴️

 

 

これからこういった営業、勧誘を受けたら

・ご自身のご家族は会員や商品の購入者か

・会員の年齢層(年齢が高ければ高いほどネットに疎く、プレゼンターの話しか参考にできず良い言葉を聞いて入会してしまう)

・退会者の割合、会員の平均継続年数

クーリングオフの頻度、商品の使用年数

・デメリット

を聞ければいいなぁと思いました。とどめに「ネットで団体名や社名を調べても入会・購入したいと思えますか?」も聞けたらいいのかも。

 

この世の全てのこういった商法を否定するつもりはございません!サービス内容によっては誰かのニーズにぴったりはまることだってあると思うので。

 

わたしは今回、はまらなかったってだけです。

 

 

わたしは嫌いではないので今後も知り合いの方と食事とか行けたらいいなと思ってるのですが今回のコレでギクシャクしたらやだなぁ。。。

 

 

時間を作ってくれたマルチさんには(思ってないけど)感謝の意を込めて「ジャニーズ事務所と提携結んでから出直してこい」と言いたいですね。つまり二度とわたしの前に現れるなという意味ですが。

 

あとプレゼン中に一番見られる手や爪はそれなりに綺麗に。これはまじのアドバイスです。

 

 

 

 

夏が終わったかのような錯覚をさせる日を、わたしはこんな感じで過ごしてました。

 

おわり。